首都圏コンビナート地域は、引き続き、日本経済を牽引していくため、国際競争力の強化、安全・安心の確保、地球温暖化防止等への一層の対応、事業環境の大きな変化への対応など、緊急の課題に直面しています。このシンポジウムでは、更なる連携、水素社会への対応、人材の確保と育成、そして、IoT・ビックデータ・AIの活用などについて議論を深め、新しいコンビナート、スマートコンビナートの構築に向けて、新時代への道を探りました。
臨海コンビナート都市連携シンポジウムは、2010年に第1回を開催して以来、今年で９回目を迎えました。今回は、山口大学大学院の稲葉和也教授に基調講演をしていただき、鹿島、京葉、京浜の各コンビナートの代表、そして、石油コンビナート高度統合運営技術研究組合の代表がパネルディスカッションを行いました。

日時	平成30年10月30日（火）　13:00～17:00
会場	川崎市産業振興会館　1階大ホール
基調講演	「コンビナート新時代　IoT・水素・地域間連携」
	山口大学大学院技術経営研究科教授	稲葉　和也　氏

パネルディスカッション
テーマ：「スマートコンビナートを目指して」
コーディネーター
	NPO法人 産業・環境創造リエゾンセンター　理事長		足立　芳寛　氏
パネリスト
・茨城県　鹿島コンビナート 「安全・安定運転 並びに 最適運転に向けた取り組み」
		三菱ケミカル株式会社鹿島事業所企画管理部 企画グループ　グループマネジャー	中原　　学　氏
・千葉県　京葉コンビナート 「プラント設備管理のスマート化」
		出光興産株式会社　上席執行役員　千葉事業所長	前澤　浩士　氏
・神奈川県　京浜コンビナート 「臨海部ビジョン」
		川崎市　臨海部国際戦略本部臨海部事業推進部　担当理事	中村　　健　氏
・石油コンビナート高度統合運営技術研究組合 「国際競争力強化のためのコンビナート生産革命」
		技術部長	板垣　秀人　氏