本シンポジウムはこれまで「臨海コンビナート都市連携シンポジウム」として10回にわたり、鹿島、京葉、京浜のコンビナート地域等の先進的な取組事例等を取り上げ、地域間連携や事業所間連携、産学官連携によるスマートコンビナートを目指した議論を深めてきました。
今回は、コロナウイルス感染拡大防止に配慮しWebでの聴講を取り入れながら、コンビナート連携に焦点をあて、地域間や産学官・事業所間の連携など臨海部地域での先進的な取組の情報発信を図りました。あわせて周南コンビナート・大分コンビナートの先進事例をビデオメッセージ方式で紹介し相互の情報共有を図りました。

日時	2020年10月29日（木）　14:00～16:30【WEBライブ配信】
会場	川崎市産業振興会館　1階ホール（会場参加は関係者に限定　40名参加）
共催	川崎市
後援	関東経済産業局、神奈川県、茨城県、千葉県、川崎商工会議所、（公財）川崎市産業振興財団、石油コンビナート高度統合運営技術研究組合
プログラム
基調講演	「コンビナート連携の成果と今後の展望」 ～地域内連携から地域間連携に向けて～
	成城大学　経済学部経営学科　教授	平野　創　氏

特別講演（事例発表）
テーマ：「スマートコンビナートを目指して　川崎臨海部の取組み」
講演者
・	「ブルネイ・川崎国際間水素サプライチェーン実証の取組について」 次世代水素エネルギーチェーン技術研究組合　専務理事		鍛冶　尚弘　氏
・	「廃棄プラスチックからの水素エネルギー再生とその実用展開」 昭和電工株式会社　川崎事業所　企画統括部兼プラスチックケミカル推進室長		栗山　常吉　氏
・	「臨海部ビジョンの推進について」 川崎市臨海部国際戦略本部　臨海部事業推進部　部長		東　哲也　氏
各地コンビナートからの事例発表（収録したビデオメッセージの紹介）
「周南コンビナートを核とした地域資源活用の取組について」（周南市） 「大分コンビナートからご挨拶　操業50周年を迎えて」